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令和5年度「カダール」事業報告

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令和5年度「カダール」事業報告

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【報告】令和5年度 カダールフェスタ

日時:2024年1月20日(土)~1月28日(日)、2月3日(土)
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」全館 及び 駅前スクエア
参加団体:47団体60企画 (カダール主催事業を含む)
カダール入場者数:5,052人

 今年度もたくさんの皆さまにご協力いただき、第22回目のカダールフェスタを無事に開催することができました!
 天候にも恵まれ、今年度の入場者数は前年のおよそ1.4倍となる5,052人の方にご参加いただきました。
 ステージ発表や講座、ワークショップ、展示、相談会、駅前スクエアでの販売など、団体それぞれが持つ個性と積み重ねてきた思いをいかした60企画が、カダールの冬を盛り上げてくださいました!ご参加、またはご協力いただいた多くの皆さまに心より感謝申し上げます。
 来年度のカダールフェスタもジェンダー平等への思いを込めて、皆さまとつくりあげていければと思います♪

【報告】カダールフェスタオープニングイベント「先川栄蔵 青森ライフ おしゃべりライブ」

日時:2024年1月20日(土) 13:30~15:30
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」AV多機能ホール
参加人数:75人

◆ゲスト◆
先川栄蔵(お笑い芸人)

 お笑い芸人の先川栄蔵さんのトークは明るくテンポよく、ご本人の経験談を含め、性別役割分業について親しみやすくわかりやすく語っていただけました。
 後半のカダールジェンダー川柳表彰については、受賞者で来館できる方に登壇していただき、ご本人に川柳を作った経緯や思いを発表してもらうことにより、お客さまにそれぞれの句の意味を深く知ってもらう機会となりました。 
 また事前に撮影した「カダールフェスタ参加団体のPR動画」を放映することによって、カダールフェスタの予告編という形で各団体の活動と企画を知ってもらうことができました。

 参加者の感想からも
「ビデオメッセージよかったです」
「実施するサークルの紹介をみて参加したい気持ちになり、紹介はよかったです」
「先川さんのお話よかったです」
「先川さんのライブすごくよかったです。
 特にプライベートのお話を聞けて、ジェンダーについてのTVの現場でのリアルも参考になりました」
「川柳はどれも素晴らしかった」
「若い人のセンスに感動しました」
などがあり、参加者の満足度の高いイベントとなったようでした。

【報告】カダールdeシネマ「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」無料上映会 〈カダールフェスタ参加企画〉

日時:2024年1月24日(水) 13:30~16:15
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」 AV多機能ホール、研修室
参加人数:281人
共催:NPO法人あおもり男女共同参画をすすめる会 シネマ部会

 終活をテーマにした本映画は告知の段階から、皆さまの関心が非常に高く、
大変多くの皆さまからお申込みをいただきました。
 鑑賞後のアンケートでは、高い満足度と
「大変すばらしい」「心に響いた」
「涙がでた」「これからの人生に役立つ」
「明るく前向きに進んでいく」「楽しい映画だった」
「今日来てよかった、ありがとう」
「内容も俳優も参考なる映画だった素晴らしかった」
「広報の内容が充実しているので知る機会を得て助かった!」
「いつも楽しみにしています」「映画のセレクトが良い」
など、参加して良かったというお言葉を多くいただきました。

 後半のシネマカフェ(映画について自由に語り合う場です)では、映画が持つ前向きに生きていく素直な夫婦の姿に刺激を受けたようで、初対面にもかかわらず参加者の方が自身のこれまでの人生について饒舌に語っていました。
 今後も良質な映画を提供し、また観賞後に語り合う場を設けることで、皆さまが男女共同参画について考え意識や行動を変容するきっかけを創出していきたいと思います。

 

【報告】カダールマルシェ~プチ起業をめざす女性たちによるショップ~〈カダールフェスタ参加企画〉

日時:2024年1月22日(月)、23日(火) 10:00~16:00
場所:駅前スクエア
参加人数:5人(5店舗)
来場者:156人
対象:2023年度 プチ起業塾の修了者

◆出店者店名(両日とも)◆
Atelier和花葉:お花のアクセサリー販売、紙で作るバラ(ロザフィ)体験
クロモジLab:浅虫温泉産「クロモジ茶」の試飲販売
アロママッサージEight:アロマハンドマッサージ、クリーム・スプレー作り
小さいマッチ博物館:マッチの展示
リラクリゾートPuaMeliaLima:ロミロミ&ポハク体験

 8月、9月に開催したプチ起業塾修了者を対象に学びやこれまでの経験を活かし、アウガ1階駅前スクエアで販売体験の場としてカダールマルシェを開催しました。
 現在の活動の見直や出店者同士の情報交換の機会にもなり、各出店者は、今回のマルシェ参加で貴重な経験をし、次への課題も見いだしていたようです。

 また、個人として「駅前スクエア」の活用や、今回知り合った出店者同士での駅前スクエアの活用についても検討していました。
 これからも、女性たちが知識やスキルを習得し、販売やワークショップ等の場数を踏んで、自信を持って(プチ)起業できるよう、カダールの強みや特長を活かした支援を続けていきたいと思います。

【報告】ちょっとふしぎで、おもしろい! 意外と知らない「台湾」のはなし

日時:2023年11月19日(日) 13:30~15:30
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 研修室
参加人数:50人

◆講師◆
呉 詠心〈ウ ヨンシン〉
(青森市経済部交流推進課 国際交流推進チーム 台湾国際交流員)

 本講座は参加申込が大変多く、急遽増員した定員もすぐに埋まるなど、幅広い年代層(10~80代)の方が参加し、非常に人気の高い講座となりました。
 はじめに講師の呉 詠心さんが自己紹介を通して台湾の歴史や成り立ちについて触れ、言語や建物、宗教など、多様な文化が混じり合う土地であることを説明しました。
 アジア初の同性婚の合法化や高齢者がスマホでSNSを利用することが当たり前のデジタル先進国であること、共働きが多く外食文化が主流であること、社会課題や政治への関心度が非常に高いこと、女性の生理についてとてもオープンであることなど、台湾と日本の大きな違いに参加者たちは相槌を打つなど熱心に聞き入っていました。 

 講座では多くの写真や動画を使用し、実際の台湾グッズの展示なども行ったことで大変盛りだくさんな内容となりました。豊富な資料に加え、講師の実体験を交えたことでより実感しやすく、質疑応答では時間が足りなくなるほど参加者から多くの質問がありました。

 アンケートでは、
「どのような政策、教育(女性に対する)など学ぶところが、たくさんありそうです。日本のおかしな所、直すべき所も教えてもらえたらよいなと思います」
「人を大事にする台湾の人、日本人としてとても頭が下がりました」
「とくに弱者にやさしく理解も深いことがよくわかりました」
「人権も感覚も日本より進んでいるみたいです」
など、台湾の多様性や多彩な価値観などに触れ、多くの気づきや学びを得たことを感じさせる感想が多く見られ、参加者の皆さんに有意義な時間を提供することができたようです。
 また、講座の継続や他国についても知りたいという声もあり、今後も他の国をテーマにするなど、ワーク・ライフ・バランスについて考え、多様な価値観を実感できるような講座の開催を企画していきたいと思います。

【報告】しあわせな恋愛のために、お互いを守ろう

日時:2023年11月18日(土) 13:30~15:00
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 研修室
参加人数:6人
対象:10~20代の方、デートDVについてご興味のある方

◆講師◆
松山 佳子(パープルリボンまゆら)

 内閣府は「女性に対する暴力をなくす運動」(11月12日から11月25日までの2週間)、「女性に対する暴力撤廃国際日」(11月25日)に伴い、11月を女性に対する暴力をなくす運動月間と位置づけ、キャンペーンを行っています。
その期間にあわせ、カラフルリボンイベントに含めた「若年層の恋愛」や「デートDV」に焦点をあてた講座を開催しました。
 双方向で進めていきたいという講師の意向で途中何度か参加者の感想をシェアしながら行いました。講師の穏やかな話し方に、参加者は安心信頼して感想や意見を発表してくれました。
 また難しいテーマの際はわかりやすく理解できるように動画を使用し、参加者は意見を交わしながら熱心に聞き入っていました。

【報告】プライベートゾーンってなんだろう ~じぶんのからだをたいせつに~

日時:2023年11月18日(土) 11:00~11:40
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 研修室
参加人数:子ども18人、保護者20人
対象:3歳~小学3年生くらいまでの児童

◆講師◆
棟方 梢(青森明の星短期大学 子ども福祉未来学科 保育専攻 講師)
葛西 まひる、木村 ひなた、木村 知恵梨、佐々木 彩花(青森明の星短期大学 子ども福祉未来学科 保育専攻 学生)

 カラフルリボンイベントに関連して、子どもたちを対象とした「性教育」の講座を開催しました。
内容は、
・プライベートゾーンについて 
・自分のからだを守ることについて
・「いや」「逃げる」ことの大切さ
などについて、手遊び歌や絵本、塗り絵を通して学んでいく講座です。
 参加した子どもたちからは、
「からだのだいじなところがわかりました」
「プライベートゾーンについて分かったし、楽しかったです。自分の体を自分で守ることが分かりました」
「プライベートゾーンを見せられたらまよわず『いや』とこれからいいたいです」
などの声があり、保護者の皆さんからは、
「親からはなかなか伝えにくい内容を、歌や物語で子供に分かりやすく説明してもらい、楽しみながら学べたと思う」
「学生さんが説明することで、子どもたちも接しやすく安心している感じだった」
「性について学べる機会がなかなかないのでよかったです」
「もっと多くの人にみてもらいたいと思います」などの感想をいただきました。

【報告】カラフルリボンイベント ~アウェアネスリボンに込められた意味を知ろう~

日時:2023年11月18日(土) 10:00~16:00
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 5階
延べ参加人数:739人
主催:青森市男女共同参画プラザ「カダール」
協力:明治安田生命保険相互会社青森支社青森観光通営業

AV多機能ホール及び企画ワーク室1~4⇒各種ワークショップ
小会議室⇒ベジチェック、フラワーアレンジメント
インナーパーク⇒飲食販売
出店者:計16組

 今年度は、新型コロナウイルス防止対策の緩和も相まって、昨年度の延べ参加人数より大幅に参加人数が増えました。
 アンケートでも、楽しかったという感想が多く見られ、9割以上の方に満足していただけたようです。
「いろいろなリボンを集められてよかった」(10歳未満)
「いろいろ作って体験して楽しめました」(30代)
「カラフルリボンの種類の多さに勉強になりました」(40代)
「もっと広報して多くの人に参加してもらいたい」(50代)

「今回はじめてイベントに参加してみて、とてもリフレッシュできました。ピンクリボンは知っていましたがほかの色にも意味があることを知り、とても良い機会になりました。ありがとうございました」(60代)
「カラーリボンにいろいろあることを知りました」(70代)
などの感想から、幅広い世代にアウェアネスリボンの意味を知っていただく機会となったようです♪

【報告】上野千鶴子講演会「最期はひとり 80歳からの人生のやめどき」

日時:2023年11月11日(土) 13:30~15:30 
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 AV多機能ホール
参加人数:263人

◆講師◆
上野 千鶴子
(社会学者・東京大学名誉教授 / 認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長)

 昨年度行われたオンライン講座から、今年は対面での講座が実現しました!
 上野さんのファンをはじめ、お話を聞きたいと訪れた方も多く、ご本人を目の前にした講座は満足度の高いものになりました。
 アンケートには、
「講演を聞いて、自分の人生の見つめなおしになりました」
「話の内容が既存を打破する新しい在り方を見出し、今一度自分を考える機会となりました」
など、自分自身と向き合うとの声が多数寄せられました。
 そのほか、
「 (本講座 共催の)『おひとりさまを支える NPO法人SOLO』さんを知ることができてよかった、そのうちお世話になります」
「不安だった老後も少し落ち着いて考えてみようと思います」
と老後の不安が軽減されたというお言葉も目立ちました。
 質疑応答では、17歳の女子高校生による親の介護についての率直な発言が、参加者に共感や問題提起をもたらし、講座は有意義で充実した時間となったようでした。

【報告】知りたい!クレジットカードの賢い使い方&気をつけて!消費者トラブル

日時:2023年10月28日(土) 13:30~15:30
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 研修室
参加人数:30人
主催:青森市男女共同参画プラザ「カダール」、青森市市民部生活安心課

◆講師◆
薗 克己(株式会社青森日商連代表取締役社長、クレカウンセラー)
葛西 のり子(青森市民消費生活センター 主任相談員)

 前半は、クレジットカード利用のポイントおよびリボ払いの特徴と利用上の注意等について学ぶ「知りたい!クレジットカードの賢い使い方」講座を開催。後半は青森市民消費生活センターの紹介や最新の相談事例をもとにして学ぶ「気をつけて!消費者トラブル」講座を開催しました。
 講座は講師の様々な工夫や豊富な資料、クイズ、参加者による「吹き替え紙芝居」、DVD視聴等により盛りだくさんの内容となり、参加者は終始高い関心を持ち、気楽に楽しみながら学ぶことができたようでした。

 アンケートにおける満足度も高く、
「クレジットの仕組み、リボ払いのことが聞けてよかった。諸トラブルについての詳しい説明があってよかった。いろいろと勉強になりました」
「ふきかえの紙芝居が楽しかった。イメージがわき、印象に残りました。とても効果のある方法だったと思います」
などの感想が寄せられました。
 一人ひとりの「多様な選択」が尊重される男女共同参画社会は、同時に個人の「選択する力」が求められる社会でもあり、今回のような「最新の情報」「正しい知識」を提供する機会はますます重要になると考えられます。一人ひとりが主体的に自らの人生を構築していくための気づきや行動変容につながる機会をこれからも提供していきたいと思います。  

【報告】カダール映画ざんまいの日2023

日時:2023年10月19日(木) ①10:00~11:45 ②13:00~15:10
             ③15:30~17:10 ④18:00~18:40 ⑤19:00~20:40
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 AV多機能ホール
参加人数:269人

◆上映映画◆
①『ぼけますから、よろしくお願いします』(2018/102分/日本)
②『デザートフラワー』(2009/127分/ドイツ、オーストリア、フランス)
③『裸足のギボン』(2006/100分/韓国)
④『カランコエの花』(2016/39分/日本)
⑤『亀も空を飛ぶ』(2004 /97分/イラク、イラン)

 10月の青森市男女共同参画推進月間にあわせて、これまでにカダールで上映した作品の中から選りすぐりの
5本を1日とおして上映するという特別企画を実施しました。
 1作品だけではなく、ほとんどの方が2~5作品と複数の映画を鑑賞され、当日のお申込みもいつもより多く、とても盛況でした!
 アンケートでは、

(『ぼけますから、よろしくお願いします。』の感想より)
「自分も老いに向かっているのは間違いない。少しでも今の日常を長く続けられるように、日々努力し大切に一日一日を過ごしたいと思いました」

(『裸足のギボン』の感想より)
「自分では探せない映画に出会えてよかった。障がいがあっても周囲の人の関わりで前向きに生きる主人公は素敵だった」

(『亀も空を飛ぶ』の感想より)
『全ての人権を奪うのが、戦争。ウクライナやガザも決して遠い世界のことではないと思います』

など、それぞれの作品についての感想をいただいただけでなく、
「映画をみるのが大・大・大好きなので、また映画ざんまいの企画楽しみにしています」、
「今回のような企画をまたやってもらいたい」
など、本企画についてのお声もいただきました。
これからもお客様にとって良質な企画を考えていけたらと思います。

【報告】青森市男女共同参画推進月間記念イベント「王林HAPPY トークショー」

日時:2023年10月15日(日)  15:00~16:30
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 AV多機能ホール
参加人数:206人

◆ゲスト・MC◆
トークゲスト:王林(タレント)
MC:柳澤 ふじこ(ラジオパーソナリティ)

 今年度は、青森出身のタレント王林さんを迎えて楽しいトークショーを開催しました。
 今やメディアで見ない日はないほど大人気の王林さん。そのお仕事について、青森への思いについて、ご自身のこれからについて、どの質問にも率直にステキな笑顔で答えてくださいました。
 MCの柳澤ふじこさんとの息もピッタリ、その軽妙なやりとりに会場は何度もHAPPYな笑いに包まれました。
 王林さんの深い深い青森愛に感激しつつ、私たちも、誰もが自分らしく生きていける青森をめざして頑張りたい!と意を強くしたひと時でした。

【報告】魅力発掘!わたしらしく輝く 表現力・発信力アップセミナー

日時:2023年10月7日(土) 10:00~12:00
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 AV多機能ホール
参加人数:26人
対象:女性

◆講師◆
丹野 拓子(心と外見の美容家)

 今回、講師の丹野さんが「どなたか みなさんの前で発表してくれませんか」と問いかけると、次々に挙手し、自分の考えや思いを発表する方が多く、意欲的に「表現力・発信力をアップしたい」という意識の高い方が多く参加してくださいました。
 丹野さんは、自らがミセスオブザイヤーで準グランプリを受賞するまでのマインドや行動について説明し、ビューティキャンプに参加したある時から自分にリミットをつくらず、
「愛と感謝にあふれたカッコイイ女性になろう!自ら輝き世界を照らす」
と決めたことや、その瞬間からグランプリを獲得するというマインドになり、実際に日本大会準グランプリをとることができたことをお話してくださいました。
 また「自分の内面(数々の無意識化にある潜在意識)が現実をつくる。○○になる!」と言い切ることが大切、とアドバイスくださいました。
 アンケートの満足度は高く、
「決める行動、自己対話、改めて大事なことを学べました。
 自己対話をして手放しをして自ら輝き、発信していきます。ありがとうございました」
「具体的で素敵なワークショップ、ありがとうございました」
「軽い気持ちで申込みましたが、深く自分と向き合えてとてもいい時間でした」
「自分らしさの表現とは・・・と思っていたので、具体的な行動やマインドの設定、自分のタイプetc、参考になることがたくさんありました」
などの感想が寄せられました。
 女性活躍につながる機会となるよう、今後も有意義な講座を企画していきたいと思います。

【報告】プチ起業塾2023 2日目

第3回「ここがポイント!事業計画&宣伝方法」

日時:2023年9月8日(金) 10:00~15:00
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 研修室
参加人数:15人
対象:女性

◆講師◆
蝦名 晶子(ディーシーティーデザイン代表)

 講義はとても楽しく非常にわかりやすく、参加者は熱心に耳を傾けていました。
 実際に個人事業主として起業することを想定してワークシートに書き込んでいきます。難しいワークでしたが、改めて自分が何をどうやりたいのかを考える機会となったようでした。
 アンケートの満足度は高く、ふりかえりシートの感想から
「インスタは見る側でしたが、発信する側になるようにがんばります」
「初めて書き出してみて、自分の考えを掘り起こすことができた」
「一歩踏み出せた感じがした」
「宣伝の方法について知識が得られてしかもポイントが大変わかりやすく、すぐにでも使えると思った」
「参加者の夢ややっていること、考えていることが聞けて、とっても刺激的でした」
など充実した様子が伝わってきました。
 参加者の起業に向けて現在どのような状況にあるかはそれぞれ異なりますが、
他の参加者のやりたい事や考えが刺激となり、さらに一歩踏み出すきっかけになったと思います。

第4回「起業する人必見!申請や届出について学ぼう」

日時:2023年9月8日(金) 15:00~16:00
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 研修室
参加人数:14人
対象:女性

◆講師◆
三上 恭子(あおもりスタートアップセンター コーディネーター)

 あおもりスタートアップセンターのコーディネーター三上さんを講師に招き、起業する人にとって重要な申請や届け出について学びました。
アンケートの満足度は高く、ふりかえりシートの感想からは、
「有益な情報が聞けて良かったです」
「自分の知らないいろいろな制度があると知り、活用できるものはしていきたいと思いました」
「情報を知っているのと知らないのでは大きな違いだなとかんじました」
「テキストのQRコードがあり、足りない知識を補うことができてありがたい。
 相談先があるとわかったので心強いです」
「知らないでいると損すること、自分でも勉強、調べていくことが大切だと思います」
「補助金のこと、融資のこと、全く知らなかったので知れてよかったです」
など有益な情報を得る機会となったことが伺えました。
 4回すべての講座を終えて、2024年1月に開催される実践の場「カダールマルシェ」への参加希望者は9人となりました。引き続き、参加者の実践に役立つ場を提供し、関係機関との連携を更に強化して、起業を考えている女性を支援し応援していきたいと思います。

【報告】団体スキルアップ講座2023「人が集まる!魅力が伝わる!チラシのつくりかた」

日時:2023年9月21日(木) 13:30~15:30
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 研修室
参加人数:24人
対象:カダール登録団体や市内で活動している団体・グループに所属している人

◆講師◆
奈良 玲央奈

(株式会社 協同 コミュニケーションデザイングループ所属 プランナー・クリエイティブディレクター)

 前半は講師によるチラシ作成の講座、後半は団体同士の交流や情報共有を兼ねたグループワークを行いました。
 カダールフェスタ参加団体やカダール登録団体の皆さまのほか、民間団体や県の施設職員、個人事業主など多様な立場の受講生が参加となり、プチ起業塾受講者からも3名の参加がありました。
 奈良さんの的確でわかりやすいチラシ作りのポイントに参加者は真剣に聞き入っており、質疑応答やグループワークを通して、自分たちの団体のアピール方法について改めて考えていたようでした。
アンケートでは、
「チラシの基本を学べて良かったです」
「とても楽しく学ぶことができて良かったです」
「講座を受講して、相手(チラシを読む人)の立場や気持ちになってつくるという基本的なことを思い出しました」
「初めてプロの方にチラシの作り方を教えていただき、とても頭がスッキリしました。
 チラシ作りに少しの自信と楽しみを持てる気持ちになりました」
など満足度の高い感想をいただきました。

【報告】カダール映画の日2023 Vol.3「父と暮せば」無料上映会

日時:2023年8月31日(木) ①10:00~11:45 ②13:30~15:15 ③18:30~20:15
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」 AV多機能ホール
参加人数:267人

 8月は原爆の日や終戦記念日があり、反戦と平和への祈りの意味を込めて、本作品を上映しました。
 上映後の書いていただいたアンケートにも戦争や平和に関する意見が多く見られたました。
「8月にふさわしい作品でした」
「戦後78年の年にこの映画を観て、ますます戦争のいたましさを感じました。平和な世の中を望む思いです」
「戦争について深く考えさせられる映画でした。
 原爆の恐ろしさ、死んでいく人も生き残る人も人生を大きくくるわされる。
 二度とこのようなことが起きてほしくないし、ロシア、ウクライナの戦争も1日も早く終わってほしい。
 平和な世界になるように祈るだけ…」
「戦後生まれは全人口の9割にのぼるといわれます。こうして映像を通して、本を通して、
 体験者の思いを少しでも忘れないように。世界に平和がもどりますようにと祈ります」
「戦後の親の気持ち、子の気持ちがよく表れていました。感動ものです。
 戦争はしてはいけない、心の傷まで残してしまいます」
などの感想をいただいた。
また、
「いろいろ考えられた映画でした。ありがとうございます。これからも良質な作品の上映お願いいたします」
「カダール映画の日を大変楽しみにしています。長く続きますように」
といった感想もあり、カダール映画の日を楽しみにしてくださっている方も増えていると感じました。
今後も励んでいきたいと思います。

【報告】女性のための仕事で役立つエクセル時短ワザ〈2日間連続講座〉

日時:2023年8月24日(木) 18:30~20:30
   2023年8月25日(金) 18:30~20:30
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 研修室
参加人数:1日目12人、2日目13人
対象:仕事等で日常的にパソコンを使用する女性

◆講師◆
鈴木麻衣子(株式会社ソフトキャンパス青森校 インストラクター)

1日目「時短ワザいろいろ!入力作業の効率アップ!

 講師の実体験を交えながら、実際の職場で必要となる操作や書式等についての丁寧な説明があり、豊富な配布資料もあわせて、非常に充実とした内容の講座となりました。
 パソコンスキルには個人差があるため、少し時間がかかる場面もありましたが参加者の皆さんは積極的に講座に取り組んでいました。
 アンケートでの満足度も高く、「大変勉強になりました」「明日もたのしみです」と好評でした。

2日目「便利な関数でラクラク時短を目指そう!

 2日目は少し講義内容の難易度があがり、1日目同様、実際の職場で使用することを想定した講義内容と充実した配布資料で講座が進みました。
 参加者の感想では、
「とても勉強になりました」
「2日間の資料がとても充実していました」
「仕事に生かしてみます」
「今までのは初級者向けが多く、少し物足りなさを感じておりましたが、今回はレベルが高くて受けがいがありました」
など、全体的に満足度の高い感想が多くみられましたが、「自分には難しかった」という声もあり、次回開催する際は、進行速度など皆さんが満足できるような工夫をしたいと思います。
 また帰り際、「また来年もやってください」「すごくよかったです」との直接の感想もいただきました。
 今後もニーズをとらえたうえで、女性の個性や能力が発揮され職場や家庭で活き活きと活躍することに繋がる講座を企画し、そのために必要な情報提供や支援をしていきたいと思います。

【報告】令和5年度 カダールフェスタ参加説明会

日時:2023年8月23日(水) 13:30~15:30
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 研修室
参加人数:35人
対象:カダールフェスタ参加希望団体・グループ

◆司会
カダールスタッフ

〈内容〉
1.開会のあいさつ
2.説明
 ・カダールフェスタ(市民活動企画展)とは?
 ・男女共同参画の視点について
 ・利用できる備品・設備と使用できる部屋について
 ・展示参加・駅前スクエアでの参加について
 ・チラシの作り方について
 ・当日の駐車料金3時間免除について  ほか
3.質疑応答

【報告】パパのための絵本読み聞かせ講座

日時:2023年8月19日(土) 13:30~15:30
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 研修室
参加人数:7人
対象:パパとこれからパパになる予定の方

◆ファシリテーター◆
千代谷 直美(チーム紬~つむぎ~代表) ほか3人

 昨年に続いて2回目の開催となりました!
 講座は講師4人による、非常に丁寧で充実したものでした。読み聞かせのコツを具体的に学ぶ機会となったばかりでなく、絵本の魅力を大いに体感することができ、「子どものための読み聞かせ」をパパ自身が楽しめるきっかけを提供することができました。
 読み聞かせの発表会では、参加者の笑顔と個性が輝く時間となり、「とても楽しかった」「今後も楽しみにしています」などの感想があり、パパが楽しみながら家事育児に参画できるきっかけになったと思います。
 今後もこの講座の良さをより多くの人に知ってもらえるよう、たくさんの方に参加していただけるよう工夫していきたいです。

【報告】プチ起業塾2023 1日目

第1回「自分の強みを再発見」

日時:2023年8月18日(金) 10:00~12:00
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 研修室
参加人数:14人
対象:女性

◆ファシリテーター◆
篠崎 有香(カダール館長)

 参加者の皆さんは初対面でしたがグループワークですぐに打ち解け、和気あいあいとした雰囲気でのスタートとなりました。
 アンケートからも満足度は高く、ふりかえりシートの感想から
「起業といっても様々な業種、ジャンルがありますし、年齢も様々。色々な方のお話が聞けて良い刺激になりました。パワーがわいてきました!!」
「自分のことを考えるきっかけになりとても良かったです」
「他の方の悩み等、共感することもあり、自分だけではないと思った。良い情報交換ができた」
「同じような志を持つ方々と集まれて話も弾んでよかった」
などが寄せられました。

第2回「公開講座『起業への第一歩!今の私に至るまで』活躍中の先輩トーク」

日時:2023年8月18日(金) 13:00~15:00
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 研修室
参加人数:15人
対象:一般市民

◆トークゲスト◆
石岡 沙野(焼き鳥かなた 店主)
横内 恵美子(ローズミルフィ青森)

 トークゲストはすでに起業して活躍中の先輩2人をお招きしました。
 自宅でアーティフィシャルフラワー、ハーバリウム教室やイベント出店などをしている横内恵美子さんと県内新聞社を退職しコロナ禍に「焼き鳥かなた」をオープンした石岡沙野さんです。
 ふたりとも飾らずとても親しみやすく、率直に自身のことを語り、それぞれの魅力的な人柄が十二分に伝わるトークでした。
 アンケートの満足度は高く、ふりかえりシートの感想から
「店主になる心構えを聞かせてもらえて参考になりました」
「何を具体的にすればよいかがわかり頭がスッキリしてきました」
「たくさん挑戦して、失敗して、また挑戦していこうと思いました」
「リアルな話を聞けてためになった。異業種の講師だったので内容に幅があってよかった。
 共通して笑顔や人柄、体調管理が重要なことも納得できた」
など、今後のやる気につながりおおいに参考になったことが伺えました。
 すでに起業している先輩の体験談は、参加者にとって得るものが多かったようです。
「自分らしい起業」でいきいきと働く皆さんをこれからも応援していけたらと思います。

【報告】映画『チョコレートドーナツ』鑑賞会&ワールドカフェ ~みんなで考えよう 誰もが自分らしく生きられる社会~

日時:2023年7月29日(土) 13:00~16:00
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 AV多機能ホール/研修室
参加人数:鑑賞会79人、ワールドカフェ17人

 『チョコレートドーナツ』は、ゲイカップルとダウン症の少年の関わりをとおして、誰もがありのままの自他を尊重し合いながら生きていくことの大切さを描いた2012年のアメリカ映画です。
 映画鑑賞後のワールドカフェ(※)で「性的マイノリティの方々がもっと生きやすい社会にするために必要なこととは?」というテーマで老若男女、多様なメンバーが自由に意見を交わしあいました。
「とても難しいテーマだと感じた」
「性的マイノリティに関する教育が必要だと思った」
といった感想はもとより、
「ワールドカフェが楽しかった」
「いつもいい映画をありがとうございます」
など、多くの声をいただきました。
 最後はそれぞれ感想をポストイットに記入してホワイトボードに貼り「大きなドーナツ」を完成させて参加同士の思いを共有しました。
 これからも、映画やワールドカフェでの対話を通じて、ジェンダー平等~誰もが自分らしく生きていける男女共同参画社会の実現に向けて、私たちが一歩踏み出すきっかけをつくっていけたらと思います。
 ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

※ワールドカフェ
あたかもカフェにいるようなリラックスした雰囲気の中で、少人数のグループのメンバーが入れ替わりながら共通のテーマについて自由に対話すること

【報告】実験ガールズ2023 ~楽しい理科実験でわくわく夏休み!~

日時:2023年7月23日(日) 10:00~12:30
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 研修室
参加人数:24人
対象:小学1~6年生の女子

◆講師◆
長南 幸安(弘前大学教育学部教授) 
佐藤 栞、友杉 碧里、工藤 葵、遠藤 清華(弘前大学教育学部学生)

主催:青森市男女共同参画プラザ「カダール」
協力:弘前大学教育学部(ラボ・バスプロジェクト)、弘前大学男女共同参画推進室

 コロナ禍も明けたことから、見学する保護者の皆さまも多く訪れ、会場も満杯になるほど盛況でした。
 今回の実験は「人工いくらづくり」と「カメレオンパンづくり」です。大学生のセンセイに教えてもらいながら、子どもたちは興味津々で実験に取り組んでいました。
 今年度は「子ども対象の事業における保護者への働きかけ」を重視し、主催者挨拶での「理工系進学」の働きかけのほか、日本の理工系進学や状況に関する配付資料、保護者対象のアンケートも初めて実施しました。

 参加した子どもたちのアンケートからは、
「簡単に人工イクラが作れて理科っておもしろいなと思いました」
「カメレオンパンでは色が変化していく仕組みがよくわかりました」
「楽しかった!」との声も多く、「中学生の実験をやってほしい」とのお声もいただきました。

 保護者の皆さんアンケートからは、
「家ではやることができない内容の実験ができてよかった」
「弘大の先生が直接講義をしてくれるのが良かった。親も勉強になりました」
 と好評でした。

【報告】あなたらしく輝くためのビューティートレーニング

1.ヨガ解剖学の視点から~+ヨガレッスン①

日時:2023年7月8日(土)  13:30~15:30
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 AV多機能ホール
参加人数:50人
対象:女性

◆講師◆
成田 眞望(YOGA STUDIO oNeself主宰)

今年度もたくさんのお申込みをいただきました!
楽しく学べるあっという間の2時間でした。
ストレッチに関してはステージ上でアシスタントにポーズや動きをしてもらうなどわかりやすい説明があり、
受講者の感想からも、
「自分が骨盤後傾とはっきりわかったので、やるべき動きや鍛える場所がわかってよかったです。
 自分だけではわかりにくいところもアシスタントや先生の指導で、覚えることができました。
 先生のポジティブなパワーが伝わってきてすばらしい時間でした」
「自分の姿勢や型をチェックしていただき納得できました」
など、楽しみながら深く学べたようでした。

2.分子栄養学の視点から~+ヨガレッスン②

日時:2023年7月15日(土) 13:30~15:30
青森市男女共同参画プラザ「カダール」 AV多機能ホール
参加人数:45人
対象:女性

◆講師◆
成田 眞望(YOGA STUDIO oNeself主宰)

アシスタント
川西 望生(Studio collage)

2日目もたくさんのお申込みをいただき、健康や美容効果がある運動への興味や関心度が高いことが伺えました。
今回はヨガレッスンの際にStudio collage(北海道室蘭市)のヨガインストラクター川西望生さんがアシスタントとして入り、お手本をステージ上で見せ、インストラクター2人で参加者全員に対し、ポーズや姿勢について丁寧にアドバイスをしていました。
受講者の皆さまからは、
「大変参考になりました」
「血液データの見方を教えていただきありがとうございました」
「60代の私にひびく講座でした」
などのお言葉があり、理解しやすくとても有意義な講座となったようでした。

【報告】男女共同参画講座②「『青森市議会 一般質問』傍聴」

日時:2023年7月6日(木) 9:00~12:00
場所:青森市議会議事堂
参加人数:8人

 6月24日に開催された男女共同参画講座➀の一環として「青森市議会 一般質問」を傍聴しました。
 青森市議会には現在32人の議員が在籍しており、そのうち男性議員は23人、女性議員は9人と、女性議員の割合は3割以下となります(2023年7月6日現在)。
 今年度の第2回青森市議会は、市長や議長、そして答弁する市職員が全て男性です。女性が非常に少ない議会の様子を参加者らはじっと注視していました。

 6日は女性議員の一般質問も行われ、答弁の応酬に参加者らは集中して聞き入っていました。
 参加者からは
「市議会傍聴企画があって良かった。今後、県議会の傍聴も企画して欲しい。これを機に市政へ積極的に参加したい」
「初めて議会の傍聴をしたが大変参考になり、市政の現状の一部を知る事が出来た。(中略)今後ももっと傍聴を重ねて市民として市政参加していきたいと思います」
「再度、傍聴したいと思いました」
などの声があがり、政治への参画を後押しできる機会を提供することができたようでした。

【報告】男女共同参画講座➀「日本を変えた女性たち、これから変えるわたしたち」

日時:2023年6月24日(土) 13:30~15:30
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」 研修室
参加人数:21人

◆講師◆
国広 陽子(武蔵大学 名誉教授)

 本講座は国広先生の講演とDVD鑑賞を通して「女性の政治参画のために闘ってきた過去の歩み」や「現代社会の女性政治家」等に関して学び、グループワークを通して「これからの自身の行動」や「日本や青森県の未来について」等、考える機会を提供することで、多角的に「女性の政治参画」について考えることができる講座となりました。

 国広先生は、これまで権利獲得のために尽力してきた女性たちについて触れ、
自分たちが過去の女性たちの活動の後を歩んでいることや縦(過去と未来)と横(現在の世界や日本)で物事を捉えることが大切であること、そして選挙に立候補するだけが政治参画ではなく「知る」「行動する」「伝える」など個人でできることはたくさんあることを伝えると、
参加者からは、
「性差別が明確にあった時代に、権利確立のために当事者としての女性として活動した市川さんがおり、(中略)『権利の上に眠るな』という言葉の重さを強く感じました」
「女性はもっと社会構造に興味を持って『社会人』として行動する必要があると強く感じました」
「自分も変わらなければと感じました。」
「女性が政治に参加しやすいことは、誰もが政治を身近に感じられることだと思うので、男性も一緒に考えていければと思います」
など、過去から未来を見据えた意見や積極的に自分ができることを思案している意見が多く見られました。
 後半のグループワークやアンケートからは、積極的な意見が多く見られ、女性が政治に参画する重要性を実感することができた講座となったようでした。

【報告】カダール映画の日2023 Vol.2「国際市場で逢いましょう」無料上映会

日時:2023年6月22日(木)  ①10:00~12:10 ②13:30~15:40 ③18:30~20:40
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」 AV多機能ホール
参加人数:216人

 「カダール映画の日」として、4年ぶりに韓国映画を上映しました。朝鮮戦争やベトナム戦争といった韓国の現代史とともに描かれた家族愛の物語に、鑑賞後、感動の声が多く聞かれました。
 アンケートからは、「人間を描写してくれた韓国映画のすばらしさを堪能しました。重い内容にもかかわらず、心が洗われる思いでした」、「大変な時代を父との約束を守ってけんめいに生きた姿に感動しました」、「今日は韓国の知らなかった面を知ることができ、よかったです。非常に内容もよく、韓国映画のレベルは高いものだと思いました」など、満足度の高さが感じられました。

 また、「戦争は両国にとって正義なのだろうが、絶対起こしてはならないと思った」、「戦争はどこの国でも悲劇を生みます。繰り返されるのが悲しい」、「どの国でも戦争での悲惨なことは同じですね。子供たちにこんなことが起こらなくてよかったという言葉は本当に心にしみます。子、孫たちの時代が平和であることを祈ります」、「すごく今の時代に必要な物語だと思いました」等、特に戦争と平和についての感想を多くいただきました。
 改めて、映画は観る人の心の琴線に触れ、様々な意識啓発や行動変容の促しのきっかけとなるものだと感じました。これからも良質な作品選びに励んでいきたいと思います。

【報告】カダール映画の日2023 Vol.1「そして父になる」無料上映会

日時:2023年5月18日(木)  ①10:00~12:05 ②13:30~15:35 ③18:30~20:35
場所:青森市男女共同参画プラザ「カダール」 AV多機能ホール
参加人数:388人

 人気俳優・監督の作品ということもあり、「カダールは初めて」という方も含めて、多くの方にご鑑賞いただきました。
 上映後のアンケートでは、
「感動しました。久しぶりに泣けました。いい映画でした」
「大変感動しました。いろいろ考えさせられました。また今度こういう映画を見せてください」
「『そして父になる』鑑賞の機会をいただきありがとうございます。この映画を一人でも多くの人に見てもらいたいと思いました」
など、大変嬉しいご感想をいただきました。

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